高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

空疎な「日米同盟深化」演出で支持率上昇狙う猿芝居の哀れ

公開日: 更新日:

 菅義偉首相は4月8日からの訪米、バイデン大統領との首脳会談を支持率挽回のきっかけにしようと張り切っていて、そのため、尖閣諸島は日米安保条約の適用対象だと米側に口で言わせるだけでなく、共同文書に明記させ、それを持ち帰って「ほら、証文をとってきたぞ」と自慢するという演出を考えているという。

 実際、官邸も外務省も、尖閣有事の場合に米軍が必ず自衛隊と共に中国軍と戦うことを約束してくれているかのような印象をつくり出すことに躍起になっていて、昨年11月12日と今年1月28日の菅・バイデン電話会談でも、1月21日の北村滋安保局長とサリバン大統領補佐官との電話会談でも、しつこくこの問題を持ち出してきた。そして今度は紙に書いて持ち帰って、日米同盟が一段と深化したと説明したいのだろう。

「しかしねえ」と自民党の外交通が嘆く。

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