米大統領選討論会でトランプ墓穴…ハリスに追い風つづくか?テイラー・スウィフトも熱烈支持

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 世界的な注目を集めた2人の初対決は「勝者不在」が正解のようだ。11月の米大統領選をめぐり、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)が直接ぶつかった10日夜(現地時間)のテレビ討論会。デタラメを並べ立てるトランプのマシンガントークをかわし、笑顔を絶やさなかったハリスに軍配が上がっているが、選挙戦は見通せない。

 90分超の討論会終了後、トランプは「大勝利だ! ハリスは大負けした!」と勝利宣言したが、実際はズタボロだった。冒頭、歩み寄って手を差し伸べたハリスに虚を突かれ、ボソボソ言いながら渋々握手。動員数が自慢の集会をイジられると「私の集会は政治史上最大の、信じられないような集会だ」と激怒し、世界の指導者たちから「笑いもの」にされる「米国の恥」とこき下ろされて激高した。

 挙げ句、バイデン政権の移民政策を批判せんがために「彼らは犬を食べている。猫を食べている。そこに住んでいる人々のペットを食べている」と根拠のない主張を展開。司会者から「オハイオ州スプリングフィールド当局が事実無根と表明している」と注意された。

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