李香蘭-時代が招いた3度の号泣(4)「今も私は裁かれている」…自民党ハト派の「要」として贖罪に努めた

私が李香蘭こと山口淑子の存在を知ったのは高校生の頃。長野市の3本立て映画館で、池部良と共演した「白夫人の妖恋」という映画を見たときであった。中国を舞台にした妖気が漂う恋物語で、不気味な感じだった。
彼女は自伝で、戦後日本に帰ってからは「今も私は裁かれている」という気持ち…
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