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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

インディアナ州予備選が暴いた「トランプに逆らえば落選」という共和党のルール

公開日: 更新日:

 11月の中間選挙に向け、各地で予備選が本格化する中、今月5日のインディアナ州予備選は、はっきりとした転換点を示した。共和党候補は、政策でも実績でもなく「トランプ大統領への忠誠」で勝敗が決まるという現実だ。

 今回スポットが当たったのは、州議会議員を選ぶ地方選挙だ。通常なら全国紙がトップで取り上げるようなものではない。しかし今回は違った。トランプ大統領推薦の新人候補の多くが、現職議員を倒して当選したのである。

 本来、インディアナのような保守州では、現職と地元の結びつきは極めて強い。しかし今回はその前提が崩れた。勝った候補者に共通するのは、「トランプ推薦」という1点だ。候補者のポスターにはトランプ氏の写真が印刷され、地方の予備選としては異例の巨額の資金が注ぎ込まれた。

 なぜそこまでやったのか?

 実はインディアナ州議会では昨年、トランプ大統領が推していたある法案が否決されていた。選挙区の線引きを自党に有利に変える「ゲリマンダリング」に、一部の共和党議員が反対したためだ。今回負けたのは、その反対議員7人のうち5人だった。こうした動きは、「政治的報復」あるいは「粛清」と受け止められている。

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