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藤倉善郎ジャーナリスト

1974年、東京都生まれ。カルト問題を20年以上にわたり取材。2009年にニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、総裁就任。著書に「『カルト宗教』取材したらこうだった」など。「徹底検証 日本の右傾化」(塚田穂高編著)、「だから知ってほしい『宗教2世』問題」「陰謀論と排外主義~分断社会を読み解く7つの視点~」などの共著も多数。

【6.22都議選ルポ】差別、陰謀論、暴力沙汰…日野市&杉並区では“トンデモ応援団”も参戦し大混乱

公開日: 更新日:

選挙を利用して差別や陰謀論を吹聴

 ところかわって杉並区(定数6)の高円寺駅前では、ユダヤ陰謀論や人種差別を唱える宗教団体「日本平和神軍」(現・正理会)幹部の佐々木ちなつ候補が演説。差別主義者や抗議するカウンターが群がり、騒然となった。

 佐々木は百田尚樹氏が率いる国政政党とは別物の「日本保守党」の公認。この集団は埼玉県内でのクルド人排斥運動などを展開していて、石濱哲信代表や河合悠祐戸田市議などの主力が駆けつけた。スタッフの中には、統一教会分派でトランプ米大統領を支持するQアノン教団「サンクチュアリ教会」信者の姿も。

 ヘイトスピーチ集団の決まり文句「外国人が特権を有している」「日本を侵略しようとしている」といった主張は、根拠のない陰謀論だ。いずれも当選の可能性は低いが、民主主義の根幹である選挙を利用して差別や陰謀論を吹聴している。日本は大丈夫か?(一部敬称略)

  ◇  ◇  ◇

 藤倉善郎氏の陰謀論者に関するルポルタージュは、【関連記事】で読める。

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