「力の平和」というフェイク…イラン・イスラエル停戦合意で英雄気取りトランプの大茶番

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非は絶対認めない(C)ロイター

 トランプ大統領がイラン・イスラエルの停戦合意をあたかも自分の成果のようにはしゃいでいるが、自作自演の茶番劇。力でねじ伏せても一過性に終わるだけ。バカバカしいトランプ劇場の裏側と危うさ、媚びれば青天井の防衛費。さあ、石破政権はどうするのか。

  ◇  ◇  ◇

 イスラエルとイランが急転直下で停戦合意のウラには何があるのか。

 日本時間の22日に突然、イランの核施設を空爆した米国のトランプ大統領が、こんどは停戦を実現したと吹聴してはしゃいでいる。

 25日午後1時に停戦が発効し、「世界が祝福される」とSNSで発表した。

 13日にイスラエルが攻撃を開始して以来、緊迫していた両国が、ずいぶんあっけなく矛をおさめたものだ。停戦合意の発効直後は攻撃の応酬があったものの、今のところ停戦は維持されているという。 

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