武力攻撃やったもん勝ち プーチンがイスラエルとイランを仲介なんてお笑いだ

公開日: 更新日:
誰が悪いのか、日本はどう巻き込まれるのか(米陸軍創設250周年軍事パレードで敬礼するトランプ米大統領、イスラエルがイランの石油施設を空爆=下)/(C)ロイター

 イスラエル、イランの闘いで驚かされるのは、いとも簡単に武力攻撃に踏み込み、国際社会も沈黙しかない現状だ。プーチンの暴挙もいつのまにか、やったもん勝ち、勝てば官軍の弱肉強食。だから、ネタニヤフも平気の平左。

 イスラエルがイランを武力攻撃したことで、世界が大きく揺さぶられている。

 イスラエル軍による電撃空爆からすでに4日たったが、戦闘がおさまる気配はまったくない。軍事大国同士による応酬がつづき、戦火は拡大の一途をたどっている。

 イスラエル軍が先制攻撃したのは、先週13日。200機以上の戦闘機が、イラン全土の核施設や軍事施設100カ所以上を次々に空爆した。イランの精鋭部隊「革命防衛隊」などの軍幹部20人以上が殺され、核開発の中枢にいた科学者9人も殺害された。

 攻撃を受けたイランの最高指導者ハメネイ師は、すぐさま「イスラエルを破滅させる」と表明。14日夜、イスラエルに200発以上のミサイルを撃ち込んでいる。

 当初、イスラエルは、イランの核施設や軍事施設を攻撃目標にしていたが、攻撃対象を民間のインフラにまで拡大…… 

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