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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

日米関係の思考に風穴を開けた石破首相を評価したい

公開日: 更新日:
渾身の力を込めて断言=7日、千葉・船橋市(C)日刊ゲンダイ

 石破首相が9日に船橋市で街頭演説した際、日米関税交渉について言及。「国益を懸けた戦いだ。なめられてたまるか」「言うべきことは、同盟国でも正々堂々と言う」と語った。

 この様子の映像を見ると、思わず出た発言ではない。渾身の力を込めて断言していた。

 石破首相はこの後に… 

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