高市人気の逆回転が始まった!“にわか1強”を崩す「予算審議」「イラン戦争」「自衛官侵入事件」の三重苦

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「内閣支持率は高水準を維持。総理は衆院で頭を下げ、年度内成立を〈伏してお願いします〉と一芝居打った。野党が参院の土曜審議を拒否しようものなら総理に同情票が集まる。そんな見立てもあったが、野党は筋を通し、逆風も吹かなかった」(与党関係者)

■予算攻防は「4.3」「4.7」

 それでも「奈良の女」「メシ会苦手な女」、仲間がいない「女」は強い。矢面に立たされる集中審議への出席を拒み、「4.3成立」に向けて圧力。昨年の通常国会では参院の集中審議は7回行われたが、今年は1回。税金の使い道を決める国会もへったくれもありゃしない。もっとも、モタモタすれば予算案は自然成立し、参院の存在意義は薄れる。参院自民内では良識の府のあり方、そして野党の要求の間を取った「4.7成立」の線で集中審議を2回こなす案が浮上しているが、どうなるか。

 国会の外でも高市首相への不満は着実に広がっている。米国とイスラエルが対イラン軍事作戦を開始し、対米従属の自衛隊派遣が取り沙汰される中、反戦平和デモが各地で頻繁に行われている。28日の東京・新宿のデモでは「9条守れ」「高市やめろ」コールが延々と続く一方、中国大使館への自衛隊侵入事件をめぐり、謝罪を避けて「遺憾」でごまかす政権の対応に批判が噴出。何とも珍しい「代わりに謝る中国ごめん」コールが展開された。もろかった高市人気。逆回転が始まりつつある。

  ◇  ◇  ◇

 参院自民と霞が関で加速する高市離れ。このまま孤立無援状態になるのか。関連記事【もっと読む】『「高市離れ」が参院自民と霞が関で急加速 11年ぶり暫定予算ドタバタ編成がダメ押しに』で詳しく報じている。

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