中国大使館に自衛官侵入でも…高市政権は謝罪せず「遺憾」表明のみの裏事情

公開日: 更新日:

 また“物言い”がついてしまった。

 陸上自衛隊の3等陸尉・村田晃大容疑者が24日、東京都港区の中国大使館の敷地内に侵入。建造物侵入容疑で警視庁に逮捕された一件について、中国共産党系の「環球時報」が27日、「日本政府はいまだに謝罪すら行わず、『深く遺憾』と述べるにとどまっている。浅はかな態度だ」と批判。日本側に真摯な謝罪と事件の究明を要求した。

 確かに、侵入事件を巡っては、小泉進次郎防衛相は「法と規律を順守すべき自衛官が、在京中国大使館の敷地内に侵入し、建造物侵入の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾」と言っているが、謝罪はしていない。

 昨秋の高市首相による「台湾有事」発言以降、日中関係は最悪の状態。中国商務省は、三菱重工業やIHIなど20の日本企業や団体を対象としたデュアルユース(軍民両用)品目の輸出を禁止するとしている。そんな最悪の状況の中、さらにやらかしてしまったわけだ。中国外務省は「日本への渡航を控えるよう厳重に注意喚起する」と改めて呼びかけ。今後、日中関係はさらに悪化し、日本経済へのダメージは深刻化しかねない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ