ヌカ喜びは禁物だ 戦争終結バブル株価のカラクリと今後

公開日: 更新日:

石油関連商品の需給が正常化するのはまだ先

鉄火場と化した株式市場(C)日刊ゲンダイ

 覚書を交わしたところで、ホルムズ海峡は元に戻るのか。イランが濃縮ウランを廃棄するのか。どうせ、玉虫色の文言を並べ、勝手に成果を強調するのだろう。39回目となるトランプご都合主義の怪しい発信と過剰反応の市場の今後。

  ◇  ◇  ◇

 米国とイランの戦争は今度こそ、終結に向かうのか。

 その答えを導く際に、知っておくべきことがいくつもある。まず、トランプ米大統領が「合意やるやる詐欺」の常習犯だということだ。米CNNによると、これまでトランプは「合意が近い」という趣旨の発言を少なくとも39回もしている。そのたびに株価が高騰、しかし、事態は進まず、元の木阿弥を繰り返してきた。東京市場もニューヨークダウに連動する形で、高騰、肩透かしの連続だ。かくて、最近の株式市場は素人が手を出せないような鉄火場と化しているのだが、その裏でボロ儲けしてきたのはトランプ自身なのである。 

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