「高市・維新vs自民党」が激化か? 首相の「お膝元」奈良県知事選めぐり不穏な動き

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鬼門の奈良知事選「与党内対決」か

 山下氏は維新の奈良県総支部の代表を務める。2023年の前回知事選では、「維新公認の知事が大阪以外で初めて誕生した」と注目を集めた。維新にとっては大事な知事ポストであり、吉村代表は国政での自民との連立を念頭に「奈良でもタッグを」「連携した方がいい」と期待をかける。だが今後、自維間で候補者の調整が進むのかは疑問だ。

 地元選出の首相が維新との関係をことさら重視している一方、県連には維新へのわだかまりが消えていない。

 前回知事選で自民が分裂選挙となった結果、維新の山下氏が漁夫の利を得たからだ。そのうえ、自民の分裂・敗北の原因をつくったのは、当時県連会長だった高市首相である。

「前回は高市さんが自身の総務相時代の秘書官を独断で擁立し、当時、4期目だった荒井正吾知事が反発。分裂選挙となり、県議の一部が荒井さんの支援に回った。高市さんの根回し不足が招いた負けでした。その後、高市さんは県連会長を辞任した。ですから、今回の独自候補探しには、総理・総裁といえども口出しできないのではないか。ただ、高市さんのことですから、それでも『何が何でも維新』と県連に妥協を強いるのか」(前出の自民党関係者)

 維新は9月にも行われるとみられる内閣改造で「閣内入り」の予定。政権与党としての結びつきはさらに強まる。高市鬼門の地元知事選をめぐり「高市・維新連合VS自民党」が激化しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 高市首相は現在「閣外協力」と中途半端な維新に、より連立政権の責任を持たせようと、今度こそ誰かを入閣させたがっているようだが……。関連記事【もっと読む】『内閣改造めぐり維新からの「副大臣・政務官」起用説が浮上…霞が関からも 「勘弁してくれ!」の悲鳴が』で詳しく報じている。

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