巨人の逆転優勝に「必要なもの」 “勝利の方程式”の一角だった橋本清氏が指摘
そりゃあ、彼を責められまい。
巨人がDeNAにサヨナラ負けを喫した18日、同点の九回に登板した田中瑛斗(27)が3四死球の乱調でピンチを招き、最後は新人の宮下に中前打を浴びて力尽きた。今季46試合目の登板で防御率1.85。リリーフ陣の生命線として奮闘してきただけに、試合後の橋上監督代行は、相手の攻撃が1番から始まる打順だったことを念頭に、「長打が打てるバッターが続いた。慎重にいかざるを得ないのは重々わかる」とかばったが、乱調の原因はそれだけか。
現役時代に巨人のセットアッパーとして活躍、当時の長嶋監督が命名した「勝利の方程式」の一角として1993年から2年連続で52試合に登板した橋本清氏が言う。
「田中瑛は18日のDeNA戦がセ・リーグのトップタイとなる46試合目の登板でした。昨季も62試合に登板。当然、疲れはあると思う。私にも経験がありますが、登板数がかさんで体が重いなと感じても、いざマウンドに上がれば、アドレナリンも出ているし、問題なく投げられはする。ただ、調子を維持するのは難しかった。当時は、堀内投手コーチが夏場に1カード丸々、ブルペンにも入らなくていいと休養日を設けてくれた。田中瑛もここまで3連投は1度だけ、1イニング以上投げる回またぎはゼロ、定期的に休養を挟むなど首脳陣は慎重に使っていますが、投げる方からすれば疲労軽減にはそれほど影響はない。投げなければ投げないで、肩が軽くなり過ぎるのはイヤだったし、気は休まらずに休み明けの状態が大丈夫かと不安にもなる。そこが、心身の面でリリーフ投手の難しいところです」


















