「置き石マーキング」の手口で70件、被害総額1350万円…空き巣専門窃盗グループ犯行の全容
被害総額は1350万円相当に上るが、空き家にそれだけ金目の物があるのも驚きだ。
「どこに何をしまっているのか、はっきり覚えていない人も多い。実際、被害者に連絡しても『泥棒に入られたのは間違いないようですが、何を取られたか分かりません』と、被害申告ができない人も多くいた。被害品はアクセサリーや時計、ブランド品のバッグなど。嶋谷は盗んだものをリサイクルショップに持ち込み、換金していた。各地の宿泊施設を転々としながら盗みを繰り返し、盗品を売却して生活費や遊興費に充てていた」(前出の捜査事情通)
置き石マーキングは空き巣犯が使うよくある手口だが、防犯意識の高い住宅は狙われにくい。人感センサー付きのライトや防犯カメラを設置するなど防犯対策が必要だ。


















