著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

(4)4人の日本人医師がイベルメクチンでコロナ患者を治療

公開日: 更新日:

 日本で新型コロナの患者をイベルメクチンで治療していた医師がいたことは不覚にも知らなかった。「イベルメクチン 世界の臨床医の証言」(南東舎)には、実際に治療した4人の医師が現場の状況を報告している。そのひとりが、兵庫県尼崎市でクリニックを開業しつつ多くの著書を世に出している長尾和宏医師である。

 長尾氏によれば、3000人以上の新型コロナ患者を診察し、200人以上の新型コロナワクチンによる後遺症を患った患者の治療に当たってきたそうだ。イベルメクチンの投与を受けた患者は延べ300人を超え、「全例が著効ないし有効であった」という。実際、患者に投与すると「翌日の改善率はほぼ100%だった」そうだ。

 イベルメクチンの効果はそれだけではなかった。2021年秋から、新型コロナワクチンの後遺症に苦しむ患者が次々とクリニックを訪れるようになり、長尾氏はすべての患者にイベルメクチンを勧めている。「有効率は6~7割だった」という。米国で設立された新型コロナ救命治療最前線同盟(FLCCC)の報告と一致したことに驚いたという。

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