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嵯峨野晶作家

東京都生まれ。著書に「江戸前しののめ飯」「江戸前七つ星」「雪姫もののけ伝々」ほか。時代小説、ミステリー、実用書など多数執筆。

(14)手代が弥助を引きずり放り出す

公開日: 更新日:
イラスト・チユキクレア

「八平、勘定が終わったら、全額手形にして売っておしまい」

「へい」

 八平はにやりとした。

 弥助の顔色は真っ青になった。

 結局、弥助は自分の尻に火を付けた格好だ。

 この先、借金は雪だるまのように転がり、手形は人の手から人の手へと渡っていく。行き… 

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【連載】江戸おんな職人余録 第二弾「焼き討ち前夜の密談」

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