「現代ストリップ入門」武藤大祐、夏堀うさぎ編著

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「現代ストリップ入門」武藤大祐、夏堀うさぎ編著

 かつて全国に200館とも300館ともいわれたストリップ劇場だが、2025年現在わずか17館。まさに風前の灯火といった衰退ぶりのように思えるが、どうやら実情はいささか異なっているらしい。この10年で客足が伸び、メディアやSNSなどで話題になることも多く、なにより女性観客の増加というそれまでになかった大きな潮流が生まれているという。観客から踊り子に転身するケースも増えており、かつての淫靡で後ろ暗い場所といったイメージとは変わっている。本書は、そうした動向を踏まえ、ストリップをめぐる新しい視点と、そこから見たストリップの魅力などにさまざまな角度から照明を当てている。

 冒頭は、編著者2人と観客から踊り子になった宇佐美なつによる座談会で、それぞれのストリップ体験と宇佐美のステージに立ち続けるモチベーションなどが語られる。幕あいに、漫画「女の子のためのストリップ劇場入門」で話題の菜央こりんの漫画を挟み、女性客が増えてきたことによって生まれた新しい文脈について論考が収められている。

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