衆院選で大惨敗「中道、どうですか?」都内在住の公明支持者に聞いてみた
衆院選で大惨敗を喫した「中道改革連合」。与党の一角だった公明党と野党第1党だった立憲民主党が歴史的な合流を果たし、選挙戦に臨んだが結果は振るわなかった。特に、元公明の候補を比例上位で優遇した結果、元立憲組は続々落選。今回の結果を公明支持者はどう見ているのか。日刊ゲンダイ記者が都内複数箇所を回り、直接話を聞いた。
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最初に記者が訪ねたのは、東京・北区内のとある地域。主要駅から徒歩25分というロケーションだからか、どこか雰囲気は寂しい。地区の中心を南北に走る約500メートルの商店街を歩くと、複数の店舗や住居の外壁に中道のポスターが張られている。
掲示された箇所を一つ一つ「グーグルアース」に登録された過去写真でチェックすると、ほぼ全てが以前は公明のポスターだった。
当地は、公明重鎮の太田昭宏元代表の選挙区「東京12区」に含まれている。公明の“牙城”といわれた選挙区だ。周辺を歩き回ったが、中道に比べ、自民党や日本維新の会のポスターは数えるほどしかなかった。
■「なぜ立憲を応援するの?」と嘆いた学会員
記者は店先に中道のポスターが張られた小規模居酒屋の60代男性店主に話を聞いた。親の代からの創価学会員で、公明を支援してきたという。
「今回の結果は残念の一言ですね。合流に際しては、双方の党内でいろいろな検討があったんでしょう。でも、私たちからしたら、どうして立憲を応援しないといけないのか、という違和感がずっとありました。長年、公明議員を支援してきたわけですから当然です。結局、合流は『選挙戦略』だったということですよね。有権者には理解しづらいと思う。中道はこの先どうなるのか……、分かりませんね」
自民大勝という結果に対しては「高市さんは言ったことは実行してほしい」。丁寧に仕込まれた串焼きに視線を向け「とにかく、物価高を何とかしてもらいたい……」とため息交じりに語った。


















