星野監督の「酷使」が気がかり…心配される楽天・則本の肩とヒジ

公開日: 更新日:

 星野監督の頭には「肩は消耗品」という考えはない。中4日だろうが3日だろうが、「気持ちで負けなければいい投球はできる」というのが持論。ある投手の登板間隔が中5日から4日になってマスコミがそれを記事にすれば、「おまえらが投手を甘やかしている」と声を荒らげる監督だ。

 今オフにはチームの大黒柱である田中の、入札制度による米メジャー移籍が濃厚。連覇を狙う星野監督にとって来季の投手陣は則本頼みになる。

 その則本も先の与田氏と同じく、指揮官の無理な起用も意気に感じるタイプ。
「先発は中4日でいけ」「交流戦は日程が楽だから中継ぎもやれ」なんて言われても嫌な顔ひとつ見せずマウンドへ向かうはずだ。

 ロッテを退けたCSでも佐藤投手コーチは、密かに則本の右肩やヒジを心配し、ブルペンでも球数を減らすように配慮していたという。則本を星野監督から守れるのは投手コーチしかいない……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層