悪天候で“計算”に狂い生じる? 楽天・星野監督の「日本一プラン」

公開日: 更新日:

 星野監督が恨めしそうに仙台の空を仰いだ。

 昨20日に予定されていたCSファイナルステージ第4戦(仙台・Kスタ宮城)は雨天中止。日本シリーズ(26日~)進出に王手をかけている楽天は、今後の天候次第では先発ローテの再編を迫られるかもしれない。

 ここからロッテが巻き返して2連勝すれば、両チームは決着まで最長3試合を戦う。楽天の先発はきょう(21日)が辛島。負ければあす22日は宮川かハウザー。同日は中4日で田中将を登板させるプランもあるという。

「星野監督はこのCSで、もう田中を投げさせたくない。22日か23日に田中を使うと、日本シリーズ行きを決めても初戦に使えないからです。監督の頭には、仙台での開幕戦は田中で巨人を叩けば大いに盛り上がるし、シリーズの主導権を握れるという計算がある。あわよくば地元で2連勝し東京に乗り込みたい。でも、仙台はきょうもグズついた天気が続く。もう1試合雨で中止になり、CSが23日まで続けば最悪ダブルヘッダー。その1試合目を楽天が落とせば決戦のナイターはもう理屈ぬき。マー君や則本を含めた総力戦を強いられることになる」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後