追い上げ虚しく6位も…真央の「8トリプル」はギネス認定へ

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 悪夢の前日とは別人の演技だった。SP16位の浅田真央は現地20日(日本時間21日未明)、フリー演技に臨み、今季初めてトリプルアクセル(3A)が成功すると、本来の自分を取り戻した。

 3回転フリップ―3回転ループ、3回転ルッツ、ダブルアクセル―3回転トーループと次々にジャンプを決めて、6種類の3回転ジャンプを8度跳ぶ「エイト(8)トリプル」を達成。メダル争いの圏外で開き直ったことが奏功したのか、納得の演技に真央はラストダンスの直後に顔をゆがめて上を向いたまま涙を流した。

 採点はフリーの自己ベストを更新する142.71。トータル198.22で順位を6位まで盛り返した。

「これが自分がやろうと思っていた構成なので良かった。今朝の練習もそこまで良くなかった。いろいろあったのですが、ジャンプを一つ一つクリアに跳んでいこうと思った。昨日の演技はとても残念で悔しかった。取り返しがつかないことをしたと思う。メダルは持ち帰ることはできませんが、フリーでは4年間しっかりやってきたことを出せた。たくさんの方に支えてもらったので、私なりの恩返しができたかなと思います」(浅田)

 3Aが跳べるものしか実現できない「8トリプル」は女子で初。バンクーバー五輪で3回の3Aを成功させたことに続き、ギネスの世界記録に認定される可能性もある。

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