ジーターがマー君に“助言” NYメディアとの向き合い方

公開日: 更新日:

――シビアなニューヨークメディアとどう向き合っていけばいいと思いますか?

「ボクは20年近くヤンキースでプレーしてきて、メディアには良いこと、悪いことを含めいろいろと報じられた。良いことならともかく、悪いこと、批判されることなんて、自分から聞きたくないから、なるべくメディアの報道は聞かないようにしてきた。無視するというかね」

――でも、自然と目や耳に入ってきてしまうこともあるのでは?

「それは避けられない。報道はコントロールできないわけだし、それぞれいろいろな意見がある。だから、タナカも結果が出なければ批判されるかもしれないが、ボクが言えることは、周囲の雑音は聞き流して、野球に集中すればいいということ。批判を恐れてはいけない」

――批判されて落ち込んだことはありますか?

「以前はね。特に若い頃は、いろいろと報道されたり、変な噂を流されたりして嫌気が差したこともあったよ(笑い)」

――今は?

「もう何も気にしない。報道は報道だし、こういうのも何だけど、ボクは批判のない報道なんてありえないと思うし、そんな報道は好きじゃない。人それぞれの意見があって、批判や悪口があるからこそ、選手もやる気が出ることだってある。それに、批判が出ないということは注目されていないということなんだから。そう考えれば、批判や悪口もプラスに考えられるようになった。タナカにもそういう意識を持ってもらいたい。そしてヤンキースでのプレーを楽しんでもらいたい」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然