教え子の節目が重なった2025年 DeNA深沢鳳介の支配下復帰に安堵した
今回が今年最後のコラムになります。
2025年は我が専大松戸にとって大きな収穫もありましたが、プロの世界に進んだ教え子たちも、それぞれ大きな転機を迎えた一年でした。
ロッテの美馬学は今季限りで現役を引退、来季からは投手コーチに。また、横山陸人は自己最多の50試合に登板し、防御率2.08を記録。来季からは美馬が背負ってきた背番号「15」を引き継ぐことも決まっています。ソフトバンク上沢直之は米挑戦を経て日本球界に復帰し、12勝(6敗)を挙げてみせた。高橋礼は巨人を戦力外となったものの、西武と育成契約を結び、再びマウンドに立つチャンスを得ました。
中でもホッとしたのが、DeNAの深沢鳳介(22)です。専大松戸ではエースとしてチームを牽引し、21年は春夏甲子園連続出場に貢献してくれた。同年ドラフト5位でDeNAに入団。24年は初めて春季キャンプをA班で迎えたものの、オープン戦で右肘を故障。開幕直前にトミー・ジョン手術を受け、25年は育成契約。先行きが案じられたものの、地道なリハビリの甲斐あって、今オフの契約更改で来季の支配下契約を掴み取ったのです。


















