著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

マキロイがお手本 インパクトゾーンで左手首をまっすぐ伸ばす

公開日: 更新日:

 今季メジャー第3戦の全英オープンは、25歳のローリー・マキロイが初日から最後までリードを守り切って完全優勝を果たした。2011年全米オープン、12年全米プロゴルフ選手権に次ぐメジャー3勝目で、キャリア生涯グランドスラムに王手をかけた。全英の勝利で世界ランクも8位から2位に浮上し、1位のアダム・スコットに1・08点差と迫っている。

 マキロイは決して大柄ではないがドライバーは飛んで曲がらない。アイアンの切れも非常に良いが、その秘密はフォロースルーにある。

 全英でテレビ解説をしていた青木功プロはこう解説する。

「マキロイはインパクトからフォローにかけて、左手首が甲側に折れていない。左手首が真っすぐ伸びているから軌道が安定し、大きく振り抜くことができる。インパクトゾーンでの左手の使い方がうまいから、飛んで曲がらないんだよ」

 青木プロによるとインパクト直後に左手首が甲側に折れると、軌道が不安定になるし、ボールも吹け上がる。フォローも小さくなるそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし