ロッテドラ2京大・田中 「体操で五輪の夢」閉ざした父の一言

公開日: 更新日:

 3052グラムで生まれた田中は、幼少期から好奇心が旺盛だった。

「私は機械には全く興味がないのですが、お父さんは英祐と同じ京大で機械工学を研究していた。英祐にはそれが遺伝したのでしょうね。とにかく小さい頃からいろいろなものの内部に興味を示していました。小学3年ごろですか。車のおもちゃを買ってあげたらすぐに分解しましてね。車を走らせる楽しみより、『なぜ車が走るのか』とか、『どの部分を改良すれば、より速く走れるか』を考えていた。びっくりしましたよ」

 と昌美さんは笑う。

 成長につれて田中の理系気質は強くなっていく。が、両親は「体が強い子に育って欲しい」という願いもあり、運動もさせた。それが、「器械体操」だった。

■親が子と一緒に悩み、最善策導く

 4歳の頃に地元の体操クラブ(アイキスポーツ)に田中を入部させた。当初は体力維持の目的だったが、徐々に運動能力が開花した。小学4年の頃には、クラブの指導者から才能を認められ、「英祐君はオリンピックを狙えるかもしれない。私の知り合いがいる高校で本格的に練習したらどうか」と姫路商業高校での練習を勧められた。以後は、10歳にして週に1度、高校生に交じって練習した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る