京大・田中超えがゴロゴロ 異才集まるメジャーのスゴさ

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 23日のドラフト会議でロッテから2位指名を受けた田中英祐(22=京大・工学部)の「フィーバー」が止まらない。

 最速149キロの直球を武器に関西学生リーグで8勝、防御率2.25という実力もあって、ドラフト直後からマスコミは大騒ぎ。24日に京大で行われたロッテの指名挨拶には、地元メディアだけでなく、全国から報道陣が殺到する異様な過熱ぶりだった。

 しかし、高学歴のプロ野球選手なんてメジャーにはゴロゴロいる。

 例えば現役選手なら07年からヤンキース、パイレーツなどで活躍するR・オーレンドルフ投手(32=現ナショナルズ)。米国の名門プリンストン大学で経営工学や財政学を専攻。トップクラスの成績で卒業した。今でも現役を続けながら、オフに牧場や会社経営に携わっている。

 他にもJ・フランシス投手(33=今季途中までヤンキースに在籍)はブリティッシュ・コロンビア大で自然科学を専攻。主に流体力学を学んでメジャー入りした異色の経歴を持つ。

 現レッドソックスの左腕投手・ブレスロウ(34)もエール大で物理学を研究。10年には米誌「スポーティングニュース」の「スポーツ分野で最も賢い20人」の1位に輝いた。

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