韓国人選手に最終日逆転される日本人選手に足りないもの

公開日: 更新日:

コラム【菅野徳雄「日本のゴルフを斬る」】

 日本の選手は大会3日目に首位に立っても最終日になるとスコアを伸ばせず、逆転されて負ける試合が多い。

 先週の男子大会、ツアーワールド杯は通算14アンダー首位発進の近藤共弘が最終日は1アンダー70にとどまり、4アンダー67の李京勲(韓国)に逆転されている。

 先々週の東海クラシックは3日目6位タイだった金亨成(韓国)が最終日に66のベストスコアをマークし、プレーオフで片山晋呉を下している。

 3日目に首位タイだった池田勇太は3位タイに終わった。

 女子も先週のスタンレーレディスは最終日が濃霧のため9ホールに短縮され、2位タイ発進のイ・ボミ(韓国)が4つスコアを伸ばし、若林舞衣子を逆転して勝っている。

 韓国の選手は金庚泰が中心になって試合先では行動を共にすることが多い。練習ラウンドも一緒になって教え合う。夜は一緒に食事をしながら、その日のゴルフについて反省したり、翌日のコースマネジメントなどについても語り合ったりして一丸となって、チームとして戦っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手