LPGAも厳しい目 アマ新垣比菜の成長阻む父親のコーチング

公開日: 更新日:

【スタンレーレディス】

 新垣比菜(16)、勝みなみ(17)、永井花奈(18)……ツアーを盛り上げているのは、二流女子プロよりもよっぽどネームバリューのあるアマチュアたちだ。

 勝は昨年ツアー初優勝を遂げ、永井は昨年日本女子オープンの日本人最高成績だった。そして新垣は今年3試合連続トップ10入りと、プロ顔負けの活躍を見せている。

 今大会にも3人そろって出場しており、初日は新垣が1アンダー15位タイ、永井がイーブンパー32位タイ、勝は4オーバー74位タイだった。

 ところが女子プロ協会は、新垣のプレーに厳しい目を向けている。

「キャディーのお父さんが、ミスするたびに、その場で何度も素振りをさせるのです。それでプレーが遅くなっているのを問題視しているようです」(ツアー記者)

 新垣は、今季下部ツアーで優勝しており、レギュラー出場は今大会で10試合目。いつもバッグを担ぐ父親の博昭さんは、地元沖縄でゴルフインストラクターをしており教え子が多い。だから新垣も「生徒に教える時よりも何十倍も熱くなるから嫌」「ケンカは結構多い」と、キャディーの父親に反抗しているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理