上原、田沢にも影響 レッドソックス「リリーフ陣」大補強

公開日: 更新日:

 レッドソックスのリリーフ陣は、170キロ左腕チャップマンを獲得したヤンキースと並んで盤石と分析する米国の野球アナリストは少なくない。

 先発にはFAで12年のサイ・ヤング賞左腕プライスを獲得。投打の歯車がかみ合えば、強豪が揃うア・リーグ東地区で最下位脱出どころか、地区優勝争いの輪に加わる可能性もあるとはいえ、チームの成績次第では、上原、田沢はシーズン途中にユニホームが変わりかねない。

 早々とポストシーズン争いから脱落すれば、年俸の高い上原(900万ドル=約10億3000万円)と田沢(337万5000ドル=約3億8000万円)は、ともに今季限りで契約が切れるため、格好のトレード要員になる。優勝を狙う球団が、日本人右腕2人に触手を伸ばすことは十分にあり得る。

 上原、田沢とも13年の世界一に貢献したが、今季は他球団でチャンピオンリングを手にするかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い