上原、田沢にも影響 レッドソックス「リリーフ陣」大補強
レッドソックスのリリーフ陣は、170キロ左腕チャップマンを獲得したヤンキースと並んで盤石と分析する米国の野球アナリストは少なくない。
先発にはFAで12年のサイ・ヤング賞左腕プライスを獲得。投打の歯車がかみ合えば、強豪が揃うア・リーグ東地区で最下位脱出どころか、地区優勝争いの輪に加わる可能性もあるとはいえ、チームの成績次第では、上原、田沢はシーズン途中にユニホームが変わりかねない。
早々とポストシーズン争いから脱落すれば、年俸の高い上原(900万ドル=約10億3000万円)と田沢(337万5000ドル=約3億8000万円)は、ともに今季限りで契約が切れるため、格好のトレード要員になる。優勝を狙う球団が、日本人右腕2人に触手を伸ばすことは十分にあり得る。
上原、田沢とも13年の世界一に貢献したが、今季は他球団でチャンピオンリングを手にするかもしれない。