上原、田沢にも影響 レッドソックス「リリーフ陣」大補強

公開日: 更新日:

 今季、勝利の方程式の一角として期待されているのがレッドソックス・上原浩治(40)、田沢純一(29)の日本人リリーバーだ。

 上原はキャンプ序盤に体調不良からめまいを訴えて別メニューでの調整を強いられたが、今では他の投手陣同様、ブルペン入りし、2月29日には51球を投げ込むほど回復。一方の田沢はオフにウエートトレに励み、昨年よりも一回り大きくなった体でキャンプイン。4日のレイズ戦でのオープン戦初登板が決まるなど、上原とともに、ここまで仕上がりは順調だ。

 2年連続最下位からの脱出を図るレッドソックスは昨オフ、ブレーブス時代に4年連続最多セーブのタイトルを獲得した右腕キンブレル(前パドレス)をトレードで獲得した。ファレル監督はキンブレルをクローザーで起用する方針のため、昨季まで守護神を務めた上原は田沢とともに主に八回に登板するセットアッパーに回る。キンブレルの他に、昨季マリナーズで13セーブを挙げた右腕スミスをトレードで獲得。メジャー3年目の右腕バーンズ(25)らの若手も成長し、リリーフ陣は質、量とも豊富だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波