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達川光男野球評論家

1955年7月13日、広島県生まれの60歳。広島商から東洋大に進み、77年のドラフト4位で広島カープに入団。広島商時代の73年に春の甲子園準優勝、同年夏の大会で全国制覇を果たした。プロ入り後は洞察力にたけた頭脳派捕手としてカープの黄金時代を支え、ベストナインとゴールデングラブ賞を各3度受賞。92年に現役引退後は広島監督、阪神コーチなどを歴任した。現役時代はその明るいキャラクターでテレビの「珍プレー」番組でも話題をふりまいた。

<第8回>あのセンバツから30年後に聞いた江川の告白

公開日: 更新日:
夢を壊して悪いけど、と…(C)日刊ゲンダイ

 73年のセンバツ甲子園準決勝で広島商業は栃木の作新学院に2-1で勝った。難攻不落、不沈艦といわれた江川卓に土をつけたものの、この試合で8四球を出した怪物が本来の調子でないことは明らかじゃった。

「広商の機動力がどうの言われていたけど、オレは塁に出さなきゃ機動力もなにもない… 

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【連載】マスク越しに見た珍プレー好プレー

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