片岡と多くの共通点 G入り陽岱鋼「5年15億円」は大重圧

公開日: 更新日:

■成績が下降線をたどり始めFA移籍

 が、陽は14年に右肩痛、15年に左手骨折、右太ももを痛めてから、盗塁数は激減。13年の47盗塁をピークに20、14と減少の一途をたどり、右の肋骨を痛めた今年は5盗塁に終わった。片岡も移籍3年前の11年から右足捻挫、左肩痛、右肩脱臼と故障が頻発するようになり、盗塁数は10年にマークしたキャリアハイの59から22、8、9と減少。スランプがないはずの足に不安を抱えたうえでの、巨人移籍だった。

「陽のセンター守備は、守備範囲こそ衰えていないものの、右肩故障の影響で送球面にはかなりの問題が残っています。巨人が提示したとされる総額15億円という破格の条件に一流打者と勘違いさせられがちですが、10年のキャリアで一度も年間3割を記録していない。片岡もそうでした。成績が下降線をたどり始めたところでのFA移籍。高い給料と期待に相当な重圧がかかるはずです」(前出のOB)

 そんな陽を5年15億円で買った巨人。リスクの大きい投資になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到