キャンプイン前日に離脱第1号が…由伸巨人の虚しい大号令

公開日: 更新日:

 橋本はすでに若手の域を出つつあるが、ゲレーロ、陽岱鋼、長野でほぼ決まりの外野のレギュラー陣に風穴をあけてほしい立場だっただけに、なんとも締まらない離脱となった。

■結局は補強組を優先か

 高橋監督は、「昨シーズンの悔しい結果をしっかり受け止め、挑戦者として強い覚悟で危機感を持って今シーズンをやり抜くことが必要。若手、中堅、ベテランそれぞれが高いレベルで競争してチーム力を高め、強い巨人を取り戻すため、一年間頑張ろう」と訓示してミーティングを締めたものの、3年契約3年目のシーズンを迎える指揮官が、いくら威勢のいい号令をかけても、結局は補強組などが優先されることになるのではないか――。

 あるコーチからは「外国人も入ってきたし、若い選手といっても、吉川尚あたりがひとりでも出てきてくれれば御の字」との声も聞かれる。橋本の故障離脱も、そんな実情と無関係ではなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々