プロ野球選手のイロハも勉強 清宮幸太郎の二軍生活奮闘記

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 14日の楽天二軍戦で1試合2本塁打。二軍降格後は11戦9発と驚異的なペースでアーチを量産している清宮幸太郎(19)は今、技術だけでなくプロ野球選手としての「イロハ」を学んでいる。

 開幕直前に「高校からプロの世界に入って、社会人としてまだまだ未熟」と話すこともあった清宮はルーキーとして、道具運びなどの雑用を率先してやらなければいけない。先輩選手からこうした決まりごとを教わるだけでなく、社会人としての素養も学んでいるのだ。

■2人の教育

 荒木二軍監督が担当コーチの許可を得て、清宮の「教育係」に任命したのは、高卒2年目捕手の郡拓也(20=帝京)、内野手の今井順之助(20=中京)の2人。清宮にはアップ後のトンボを使ったグラウンド慣らしや、ベンチの拭き掃除などといったことを教えている。荒木二軍監督は彼らに「清宮ができなかったら、おまえたちの責任にする」と告げたそうだ。早実でノビノビやってきた清宮の教育係として、野球強豪校の厳しい環境で鍛えられた2人は適役だろう。

 では、肝心の清宮のデキはどうなのか。

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