降格後は9戦7発…清宮“二軍以上・一軍以下”の現実的課題

公開日: 更新日:

「ビックリしました。久々に芯で打てた感じ。打った瞬間に本塁打になると思った」

 清宮幸太郎(19)が7日のDeNA二軍戦で、右腕・熊原のカーブにうまく反応。右翼場外へ消える特大の10号3ランを放った。

 5月28日に二軍落ちしてからこれで8戦6発。前日、雨天ノーゲームでも“幻の本塁打”を放っており、実質9戦7発の大当たりだ。一軍再昇格も現実味を増しつつあるが、それでも清宮は「二軍で本塁打をどれだけ打とうが仕方がないので」と、浮かれる様子はなかった。

 打撃はもはや、二軍レベルの投手相手では敵なしといっていい。当初は木製バットになかなか慣れず、苦しんだ時期もあった。「とらえたと思ってもファウルになる」と漏らしていたが、この日の本塁打は、打った球と同じカーブを空振りした直後に、タイミングの取り方を微調整して見事にとらえた。「このところ、いい感じに詰まっている」と独特の表現で手応えを口にした。しっかり角度をつけて打てているということなのだろう。荒木二軍監督も「ああいうところで反応できるのが凄い」と褒めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは