代打三振でも上等 日ハム清宮“2試合限定”一軍再昇格の狙い

公開日: 更新日:

 かといって、二軍で本塁打を量産する清宮を放置したままでは、本人のモチベーションにかかわる。最近は右肘の張りを抱え、3試合連続無安打と調子を落としていただけになおさら。短期間でも一軍に行けば、リフレッシュにもガス抜きにもなるという配慮だろう。

 いわゆる「二軍慣れ」「二軍ズレ」を防ぐ狙いもある。

 清宮は40日間、二軍でスタメン出場を続けている。投手のレベルは格段に落ちるし、基本的には若手育成と主力のリハビリの場。この環境が日常になってしまっては技術的にも精神的にもマイナスだ。前回対応できなかった一軍投手のレベルを再体験することで、課題を見直すことにもつながる。

 この日、九回表に代打で登場した清宮は、右腕寺原相手に3球三振に倒れ、「それまでの2球を打てていればよかった。もったいなかった。(久々の一軍は)雰囲気があったので楽しかったです」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…