球場で少年のボールを横取り…全米非難の男性は冤罪だった

公開日: 更新日:

 とんでもない冤罪(えんざい)だった。

 22日に行われた大リーグ、カブス対カージナル戦でのこと。一塁コーチがスタンドにいた少年にボールをポンと投げてプレゼントしようとした。ところが、少年はボールを捕り損ね、座席の下に転がり、後ろに座っていた男性の足元に。

 男性はうれしそうにボールをつかんでガッツポーズ。隣に座っていた女性にプレゼントした。

 オッサンが横取り! その瞬間を撮影した動画を、米スポーツメディアCut4が23日にツイッターにアップし、ネット上は炎上騒ぎに。

 動画には「野球観戦で、こんなヤツには絶対になるな!」というキャプションが。この投稿には6300以上のコメントが殺到した。もちろん大半が、ボールを横取りした男性への非難だ。

 話は22日の“事件当日”に戻る。

 カブスも、少年がボールを横取りされたと判断し、試合終了後、少年にハビアー・バエズ内野手のサインボールをプレゼントした。

 しかし、サインボールをもらった少年は、もう1球、その試合でゲットしたボールを持っていたのだ。少年はボールが2球もらえてニコニコ顔だったが、横取りされたはずなのに、なぜ2球?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗