【特別寄稿】阿部の天才的な打撃は父東司さんの教えの賜物

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 長年、激務の捕手を務め、故障も多かったが、12年には104打点、打率.340で2冠。MVPも受賞した。17年には巨人の生え抜きとしては史上5人目となる2000安打を達成。今年6月に通算400本塁打に到達した。立派な成績は申し分ないが、捕手としてはっきり投手陣にモノが言えるところが指導者に向いている。若い頃は「リード面が甘い」と散々言われながら、必死に勉強して結果を出すことで周囲を黙らせてきた。これは指導者になってから必ず生きる。私はいいコーチ、そしていい監督になると思っている。19年間お疲れさま。次のステージでもファンを楽しませてくれることを願っている。


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