2位確定DeNA CSで巨人脅かすソトは中南米助っ人の“異端児”

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 あと何本打つのか。

 巨人に無類の強さを見せているのがDeNAのソト(30)だ。

 ここまでリーグトップの42本。そのうち巨人戦で最多12本塁打を放ち、2年連続となる本塁打王に当確ランプが点灯。打点も現在トップ(106)で、2冠を視界に捉えている。

■環境にアジャスト

 昨季は41本でタイトルを獲得。活躍すれば弱点やクセを見抜かれ、苦労するのが一般的だ。しかし、去年の本塁打数を超えたソトは「野球はアジャストするスポーツ。研究されても日頃の練習から答えを探して、試合で対応できるようにしている」という。

 環境にアジャストする原点は1年目の昨季、チームの先輩であるロペスからの金言にあった。

「アメリカの野球を意識し過ぎないこと。僕たちは今、日本で野球をしている」

 プエルトリコに比べて練習時間が長いこともすんなり受け入れ、日本人選手と遜色ない練習量をこなす。「練習は長いけど、それが自分に合っている」と不満は口にしない。

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