DeNAと阪神が潰し合い…セCS・1stステージに原巨人高笑い

公開日: 更新日:

 公式戦から7連勝中と勢いのあった阪神にとっては、痛い一敗といえる。九回に同点に追いつきながら、岩崎をイニングまたぎで続投。乙坂に一発を浴びるなど裏目に出た。こちらも1戦目に8投手を起用。この日は藤川、能見を温存する形になったが、2戦先勝の超短期決戦では目の前の試合を勝ちに行くことが鉄則。3戦目の先発はDeNA・平良(5勝6敗、防御率4・11)、阪神・高橋遥(3勝9敗、防御率3・78)。3戦連続の総力戦は不可避だろう。

 この潰し合いにニンマリしているのがファイナルSで待ち構える巨人だ。巨人OBが言う。

「巨人は今季10勝14敗と苦手にしていた広島が4位に終わった。それだけでも追い風。14年のCSファイナルSでは、1勝1分けで勝ち上がってきた阪神に4連敗を喫して敗退。勢いを保ったまま東京ドームに乗り込まれるのが一番イヤだったが、阪神の連勝も止まった。巨人は東京ドームでDeNAに7勝5敗、阪神には8勝5敗と勝ち越しており、苦手意識はない。その上、お互い潰し合いをしてくれるのですから俄然、有利ですよ」

 CSファイナルSは、戦う前から決着がついたか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢