中日退団の松坂大輔 現実味おびる西武復帰は“監督候補”で

公開日: 更新日:

 戦力としては論外でも、引く手はありそうだ。

 4日、中日松坂大輔(39)が今季限りで退団することが決まった。この日、加藤球団代表と会談し、球団側も了承した。

 今季は2試合で0勝1敗、防御率16・88。右肩にバクダンを抱えており、今後の見通しが立っていない状況だ。本人は現役続行を希望しているが、戦力として見る球団は皆無だろう。

 中日は松坂に来季の契約を打診していた。今季の年俸8000万円からの大減俸は必至にせよ、NPBで野球を続けるなら残留という手もあったはずだ。

 松坂はこの日、中日入りのきっかけとなった森SD(シニアディレクター)と友利国際渉外担当の退団に触れ、「僕も(中日に)いてはいけないと思った」と話した。同日、松坂の体をケアしてきた勝崎コンディショニングコーチも退団。落合一派が一掃される中、松坂が「いづらい」と思っても無理はない。

 では松坂を獲得する球団は出てくるか。ある中日OBは「古巣の西武に戻るのではないか」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道