紀平は全日本SP首位も「悔しい」フリーで4回転再挑戦宣言

公開日: 更新日:

 19日に開幕したフィギュアスケート全日本選手権。女子ショートプログラム(SP)で首位に立った紀平梨花(17)はしかし、顔をしかめた。

「アクセル、めっちゃ悔しい」

 武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れて、得点は73.98点。今年4月の国別対抗戦で叩き出したSPの自己ベスト83.97点に遠く及ばなかった。連続技を演技前半に組み込む安全策を取ったうえでのミスだけに余計に悔いが残ったが、これが逆に闘志に火をつけた。

 21日のフリーで大技の4回転サルコーに再挑戦すると宣言。4回転サルコーは初めて挑んだ先のGPファイナルで転倒したものの、「なにがあっても跳ぶつもり」と覚悟を決めた。

【写真特集】紀平、悔しいミスでも首位発進 全日本フィギュア女子SP

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった