急がば回れ紀平梨花 GPファイナル「4回転」跳び急ぎは厳禁

公開日: 更新日:

 3日、日本時間6日開幕のフィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルに出場する紀平梨花(17)が現地のトリノに到着。「(調子は)結構いい感じです」と連覇のかかる大舞台へ順調ぶりをアピールした。

 女子はロシア勢4人に対し、紀平が4回転サルコーをフリーの構成に組み込むかどうかが注目されている。

 先月のNHK杯では、練習で1度は成功したものの、本番は回避。トリプルアクセルを2度決め、銀メダルを獲得した。

 NHK杯で優勝したコストルナヤ(16)は4回転を跳んでいない。紀平と同じく完全に習得していないとみられるが、それでも10点近い差で頂点に立った。

 このときは4回転を操るトルソワ(15)とシェルバコワ(15)が不在だったものの、紀平もGPファイナルで「跳び急ぐ」ことはない。

 紀平は今年9月のオータムクラシック前に負傷した左足首に不安を抱えている。

 昨季の全日本選手権ではスケート靴が合わず、足首を固定するために何度もテーピングを巻き直すトラブルにも見舞われている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗