16歳にして大人の色気…SP首位コストルナヤは別次元の滑り

公開日: 更新日:

 女子フィギュアも4回転時代に突入。15歳のトルソワ、シェルバコワのロシア勢は、数種類の4回転を跳ぶし、紀平も4回転サルコーにチャレンジしている。

 氷上を軽々と跳ね回る彼女たちの姿は、子供の曲芸を連想させるが、そこへいくと22日のNHK杯で世界最高得点となる85.04をたたき出し、SP首位に立ったアリョーナ・コストルナヤ(16=ロシア)の演技はちょっと違う。

 16歳にしては、ルックスはずいぶんと大人びているし、その表情からは色気すら感じさせる。この日は冒頭のトリプルアクセルを軽々と決めるなど種類の異なる3回転ジャンプをことごとく成功させたうえ、表現力は群を抜く。23日のフリーでは4回転にこだわらなくても、他を圧倒できるということか。

【写真特集】コストルナヤが優勝 NHK杯女子フィギュア

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで