織田信成が告発したモラハラの根底にスケート界の派閥争い

公開日: 更新日:

 令和版・桶狭間の戦いか。

 先月29日、バンクーバー五輪フィギュアスケート男子代表の織田信成(32)が関西大学への不信感をあらわにした。

 先月9日付で辞任した同大アイススケート部の監督人事についてブログで“告発文”を掲載。「辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったから」と記した。

 これに対し、30日に関大が文書を発表。「4月以降、織田信成さんに関係して、指導方法をめぐって同部内で意見の相違があった」としたうえで、「7月1日に学長に対して所属事務所、弁護士が同席のもと、指導方法に関する強い要望がありました」と説明。その要望を受け入れられなかったとした。

 このモラハラ騒動の根幹には、関大のアイスリンク内で渦巻く熾烈な派閥争いがある。

 関大のリンクを使うのは主に3組のコーチ陣。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?