ザギトワ最下位で証明されたロシア女子の恐るべき“早熟”

公開日: 更新日:

 一世を風靡した「女王」の姿はそこにはなかった。6~8日にイタリア・トリノで行われたフィギュアスケートのGPファイナル。まさかの最下位に終わったのが、18年の平昌五輪で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ(17)だ。

 ショートプログラム(SP)は2位の79.60点だったものの、フリーではジャンプがことごとく回転不足で、125.63点は出場した6選手中6位。SPと合わせると、合計205.23点で最下位となった。

「体型の変化が原因か」

 昨シーズンの国際大会では4個の金メダルを得たザギトワの凋落ぶりに、ロシアの現地メディアはこう報じたが、ロシア人女性は発育の面で早熟の傾向があると言われている。

 フィギュアスケートは体重が軽いほど有利な競技だ。特にジャンプは体型がフラットであればあるほど、軸がブレず、高く跳べる。つまり、「幼児体型」ほど有利な競技といっていい。さらに現在のフィギュアはジャンプ全盛期。華麗な演技が出来ても、難易度の高いジャンプを跳べなければ点数は伸びない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか