巨人は三振取れると期待…高梨の「制球難」原監督は大嫌い

公開日: 更新日:

 楽天からトレードで巨人に加入した高梨雄平(28)が17日、一軍に合流した。

 16日には西武との二軍戦で左打者3人を相手に無失点。この日、出場選手登録はされなかったが、近日中に登録される見込みだ。

 左のサイドスローでリリーフを務める。2018年に70試合に登板。同年11月には侍ジャパンのメンバーに選出された実績がある。原監督が「うちにはいないタイプ」と言えば、大塚球団副代表も「(通算)防御率は1点台(1・90)だし、奪三振率(計123イニングで142奪三振)も高い。右打者も抑えているし、もってこい」と期待を寄せる。しかし、いいことばかりではない。楽天OBが声を潜めてこう言うのだ。

「球に威力があってスライダーで三振は取れるけど、四球の多さが問題視されていた。17年は43回3分の2を投げて17だったが、18年は48回で23。昨季は31回3分の1で23と年々、四球率が上がっていた。今季一度も登板がなかった理由は、そこにもある」

■澤村を公開説教

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」