智弁和歌山・小林樹斗「最速151キロ」でドラ1候補に急浮上

公開日: 更新日:

 今秋のドラフト候補、智弁和歌山の右腕・小林樹斗が151キロをマークした。

 17日に行われた甲子園交流試合の尽誠学園(香川)戦。1―8の六回裏から4番手として登板すると、5番打者の2球目に151キロを投げ、二飛に打ち取った。

【写真】この記事の関連写真を見る(28枚)

 八回には4番打者相手に再び151キロの直球で空振り三振を奪い、3回を投げて2安打3奪三振で無失点。大敗を喫したため、「151キロを投げても負けてしまうと意味がない」と笑顔はなかったが、かつて阪神、巨人などに在籍した中谷監督は「練習をしてきたことが甲子園の舞台で出せた」とエースの成長に目を細めた。

 投げるたびにプロの評価を上げている。和歌山県の独自大会が始まると、初めて150キロを計測。6日の決勝で自己最速の152キロを叩き出している。ある球団のスカウトがこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり