明石商・中森以上の逸材? “ドラ1候補右腕”のホントの評判

公開日: 更新日:

 今年の高校生投手ナンバーワンといえば、昨年、春夏連続でチームを甲子園4強に導いた明石商の中森俊介。8月の交流試合(甲子園)にも出場予定だが、その中森と同等か、一部スカウトによれば「中森以上の逸材」ともいわれるのが福岡大大濠の右腕・山下舜平大だ。

 19日の春日戦(各地区独自に行われている代替大会)の九回に抑えとして登板。12球団のスカウトが見守る中、ストレートは150キロをマークした。

「体のバランスが整っていて、投げ方もオーソドックス。150キロを超すボールにはかなり力があって、松坂や田中マー君の高校時代を彷彿とさせる」というのがネット裏の一致した評価だが、セのあるスカウトはこう言った。

「19日は抑えとして1イニング投げただけ。それ以前にウチの担当が見に行ったときも、投げたのは1イニングだけだったというからね。肉体的に成長途上なのか、肩や肘に故障を抱えているのか、要するにあまり投げていないのですよ。素質がずばぬけているのは間違いないのですが……」

 ガラスのエースの可能性もあるというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは