菅野移籍断念でメジャーの評価急落…21年オフFAは先発豊作

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 今回のメジャー球団との交渉で、改めてハッキリしたことがある。

 それは菅野智之(31=巨人)には、何が何でもメジャーでプレーしたい意思がない、百歩譲ってあるとしても希薄ということだ。

 野茂英雄は年俸980万円のマイナー契約、エンゼルスの大谷翔平にしても年俸6000万円弱で海を渡った。いま以上にレベルの高いステージで自分の力を試したいというアスリートとしての本能であり、欲があったからだ。

 菅野はしかし、そうじゃなかった。本人が言うように、日本以上に深刻な米国のコロナ禍の影響はあるにせよ、彼にはカネより何より意中の球団があった。ア・リーグのスカウトによれば「優勝争いできるチーム」だそうで、具体的にはドジャースやヤンキースといわれる。要するに菅野にとってはメジャーリーガーになるより、ドジャーブルーやピンストライプのユニホームを着てワールドシリーズ制覇を目指すことが重要だったのだ。

■米記者のツイートで潮目ガラリ

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